【まさに地獄】入国制限下のマレーシアで2週間のホテル隔離

LIFE

2020年9月26日、日本を出国し、マレーシアに入国しました。

マレーシアは3月から入国制限が続いており、9月にようやく私たちが入国できる条件になりました。(※ビザの種類によって異なります)

入国できるとは言っても、14日間のホテル隔離が必須。

その頃まだ自分でホテルが選択できる仕組みがなく、「ホテルがちゃ」で運命やいかに、、、という状況でした。

これから入国される方もいらっしゃると思いますので、現在利用可能のホテルアップグレード制度を利用しない、または検討中の方は参考にしていただけると嬉しいです。

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日本出国前の準備

PCR検査

結論から言うと、PCR検査をしていくか迷っていたのですが安心料として持参しましたが見せる機会もなく日本を出国、マレーシアに入国しました。

私たちの渡航予定の1週間程前まで、マレーシア入国までの72時間の間に、PCR検査を受け陰性証明書を持参する必要がありました。しかし、私たちの渡航1週間前に突然必要書類の項目から削除(特にアナウンスはなし)されましたが、念のためPCR検査を受け、持参しました。

陰性証明書は英訳したものを病院で発行していただきました。

SIMカード

かなりファインプレーだったのが、SIMカードを事前に日本で購入していたことです。マレーシアの電話番号付きSIMカードがAmazonで購入できます。

後ほど記載しますが、入国後すぐにあちこちで電話番号が必要になります。空港でも買えるかわからないので、事前に購入しておくことをオススメします。

Jovi
Jovi

僕たちが入国した時はSIMカード買う余裕なんてなかったし、そもそも店も空いてなかった気がする。

日本出国

私たちは成田空港発のANA深夜到着便を利用しました。

空港までは家族に送ってもらいましたが、空港はガラガラ、店も大半が閉まっていたので閑散としていました。

いざチェックインしようとすると問題発生。

私たちは新規でビザを取得するので、必要書類は揃っていましたがパスポートにビザがなくANA職員とマレーシアの空港職員で何度もやりとりしながら1時半ほどかけようやくチェックインできました。

新規でパスポートにビザが貼られていない方は航空会社に事前に連絡しておくと良いかもしれません。

セキュリティゲート通過後、ほとんどの店が閉まっている状態

ラウンジは数カ所のみ空いておりました。今回はANAのラウンジを利用し、最後に日本食を楽しみました。

海鮮丼と牛丼

機内の様子ですが、感染対策は行っているものの、通常通りフードやドリンクサービスがあり快適でした。

マレーシア入国

さて、ここからが本番です。

無事着陸し、飛行機から降りるとなんの誘導もなし!道順が記された看板等もなくなんとなく入国ゲートを目指して歩いていきます。

マレーシアではコロナ政策の一環で使用されている「MySejahtera」というアプリをDLしなければなりません。このアプリの登録には電話番号などが必要なので、先ほど記載したように事前にSIMカードを購入しておくことをオススメします。

入国ゲートが近づいてきたら、まずこのアプリでQRコードをスキャンします。ここでアプリのDLが済んでいない人はDLから始めなければならないので、結構な時間がかかります。

ここを通過した後は、流れに身をまかせて誘導に従います。待っていても誰も案内してくれませんので、どんどん職員に聞きながら手続きを進めていきましょう。

全ての手続きが完了したら専用のバスでホテルまで移動します。その際、手荷物やスーツケースに大量の消毒液をかけられますので、濡れて困るものはカバーに入れておくなど対策しておくと良いです。(電子機器や皮製品など)

ホテルにチェックイン

深夜便だったからか、空港敷地内の「Tune Hotel KLIA2」というエアアジア系のホテルに隔離されることになりました。

チェックインは大混雑、列の先頭の方にいましたが約1時間ほどかかりました。着陸から4時間半、ようやく部屋に到着しました。

隔離スタート

ベッドとシャワー&トイレルームがありますが、荷物をおくとあまりスペースはありません。

設備

設備
  • Wi-Fi
    • 深夜のみサクサク、日中はYoutubeなどの視聴は難しい
  • アメニティー
    • 固形ソープ、シャンプー、リンスのみ(歯ブラシ等はない)
  • リネン系
    • バスタオル、バスマット
  • 電化製品
    • 基本的になにもないが、ケトルは在庫があれば貸してもらえる
  • ルームサービス
    • あり(食事配布の時間以外)

リネン系やトイレットペーパーは依頼すればもらえます。

連絡ツール

ホテルの方と連絡を取りたい場合は、すべてインターネット上のチャットでのやりとりとなります。

基本的にAIが回答してくるので、AIのみで対応できない場合は「Please connect me to a manager.」とチャットし、しばらく待てばマネージャーらしき人からメッセージが届きます。

マネージャーから連絡がきた後、1メッセージで聞きたいことを伝えてください。その1回が終わってしまうとまた最初からやりなおしです。

食事

これが正直一番辛かったことです。ホテルによって当たり外れはあるかもしれませんが、私たちの口に合わずとても辛かったです。

食事は配布時間が決められており、部屋の前に置かれます。これ以外で部屋から出る(といってもドアを開けるだけ)ことはできません。

数日の食事をピックアップしてご紹介します。

ご飯は基本的に香りづけされ、油と一緒に炊かれています。

主食は鶏肉か白身魚が多く、宗教の関係上仕方ありませんが毎日鶏肉がでます。基本的にすべて脂っこいです。

本来は時間は店は指定されていますがGrabフードの利用が可能となっているのですが、このホテルは空港近くなこともあり、配達してくれる方が見つからないので実質利用できません

私たちは日本食を大量に持ち込んだのでなんとか耐えれましたが、1日1食程度は好きなものを食べれるように持ち込むことをオススメします。

ホテルで困ったこと

南国では恒例かもしれませんが、気をつけないと「アリ」が出現します。

食事後、なにか洗って洗面所で乾かすなどアリを寄せ付ける原因になる可能性があります。

水回りは常に清潔に、地面にはなるべく食事に関する物をおかないのがオススメです。

隔離終了に向けて

隔離が始まってから1週間後、リストバンドをつけに職員が回ってきました。チェックアウトの時に外してもらえるので、その時までは必ずつけておきましょう。

隔離終了の前日、抗体検査が行われます。Tune Hotelでは職員が部屋まで回ってくるので、指先にちくっと針を差して検査終了です。

隔離終了

前日の抗体検査で異常がなければ、職員が部屋に回ってくるまで待機します。チェックアウトの合図があれば、チェックアウトカウンターまで向かい、部屋のチェック(喫煙の有無、破損等)が行われ、抗体検査の費用を払えば終了です。

まとめ

いかがでしたか?

正直部屋もスペースがあまりなかったので、運動することもできず辛かったです。

なにかオフラインでもできる暇つぶしを持っていくことを本気でオススメします。

持っていくと良いもの
  • SIMカード
  • 食事(最低1日1食程度)
  • オフラインでできる暇つぶし
  • アメニティー(シャンプー、歯ブラシ)

徐々に隔離も緩和傾向にありますが、なるべくストレスがかからないよう万全の準備をしていきましょう。

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